ベルタ葉酸サプリって妊娠中は大丈夫?

妊娠中の「マイナートラブル」いろいろとは?

妊娠生活には、多かれ少なかれ不快な症状がつきものです。
赤ちゃんに直接影響する心配のないトラブルは、
つらさをやわらげる工夫をしながら乗り切っていきましょう。

 

症状の出方は人それぞれ

 

妊娠による体の負担は、さまざまな不快症状として現れることがあります。
ただし、症状の出方は個人差があります。

 

つらい症状も妊娠・出産が終れば解消され場合がほとんどです。

 

虫歯・歯肉炎

 

つわりによる頬回の食事、吐き気のためにブラッシングが不十分になりやすいこと、
ホルモンバランスの変化などが影響しています。

 

・つわりが落ち着いたら、歯科を受診。
妊娠前に治療しておく

 

腰痛

 

主要因は、大きなおなかを支えるために起こる姿勢の変化、
骨盤周囲の靭帯がゆるんで筋肉に負担がかかるなど。

 

立ちっぱなし、座りっぱなしなど、長時間の同一姿勢をさける。
反り返らず、背筋を伸ばす姿勢を心がける。
骨盤を支えるベルトを使うのもいい。

 

つわり

 

ホルモンバランスの急激な変化などに対する不適応症状。
吐き気、嘔吐を繰り返します。
ビタミンBが欠乏すると神経障害を起こすことも。

 

水も口にできないほどなら、妊娠悪阻といい、医療機関で治療します。

 

・食べれるものを少しずつ、食べられるときに食べる。
妊娠悪阻なら、点滴を受ける。

 

眠気

 

黄体や胎盤から分泌されるプロゲステロンのもつ軽い麻酔作用により、
妊娠初期に強い眠気が起こることも。

 

・対策は特になし。
ホルモン量の変化に慣れるにしたがい、徐々におさまっていく。

 

動悸・息切れ

 

体重が急増する妊娠後期に出やすい症状。
貧血も一因です。

 

・貧血が強い場合は鉄剤を服用する。

 

便秘

 

プロゲステロンの作用や子宮の圧迫により大腸の動きが悪くなるので悪化しがちです。

 

・食物繊維と水分を十分にとる。
ひどい場合は下剤を病院で処方してもらう

 

 

子宮に圧迫され、直腸粘膜はうっ血して膨張ぎみ。
排便時のいきみでいぼ痔ができたり、切れてしまったりしがちです。

 

・便通を改善。
外用の薬の使用も考える。

 

頻尿・尿漏れ

 

膀胱の圧迫症状。
子宮が大きくなり始める時期と妊娠後期に見られます。

 

・排尿時に痛みがあるなら、膀胱炎の疑いもあるので医師に相談。
後期の尿洩れは破水と区別しにくいので要注意。

 

おりものの増加

 

妊娠による生理的な変化で増量するのが一般的です。

 

・下着をこまめに替えて清潔に。
かゆみ、痛みがあれば医師に相談。

 

むくみ・しびれ

 

子宮に圧迫され血液・体液の循環が悪化。
むくみやすくなります。
手首がむくむと神経が圧迫され、手先に痺れが生じます(手根管症候群)。

 

・むくみがあれば適正は体重管理と塩分制限が必要。
マッサージや適度な運動を。

 

こむらがえり

 

就寝中、突然ふくらはぎなどに激痛が走ります。
カルシウム不足、運動不足などが関係するといわれていますが、原因は不明です。

 

・足の筋肉のストレッチを。
カルシウムも十分にとる。

 

その他

 

胸やけ・ゲップ・胃もたれ

 

増大した子宮に胃が押し上げられることで起こる

 

かゆみ・かぶれ・湿疹

 

皮膚が過敏になり激しいかゆみが生じることも。
ひどければステロイドホルモンの塗り薬を使う。医師に相談を

 

頭痛

 

プロゲステロンによる血管拡張作用などにより、ひどくなることがある。
これも医師に相談

 

耳なり

 

耳管のむくみ。
耳が詰まったような感じがする。
聴力低下などを伴うようなら耳鼻科で相談。

 

妊娠線

 

急激にお腹が大きくなることで、皮膚がひび割れたようになる

 

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静脈瘤

 

下半身の静脈の流れが悪くなり、血管がコブのように膨らむ。
弾力性にとんだ靴下の着用で楽になることも。

 

鼻血

 

粘膜が膨張ぎみになるので、出血しやすい。

 

「ガマン」以外の対策もある

 

妊娠に伴う不快の症状のなかで、おなかの赤ちゃんには特に影響がないものは、
一般にマイナートラブルといわれます。

 

「重要ではない」といても、妊婦さん本人にとってはやっかいなもの。
あまりにつらいときは、医師や助産師に相談し、対応していきましょう!